自分に病院を合わせるか、病院に自分を合わせるか

病院にセカンドオピニオン外来というものが少しずつ浸透するようになって数年経過したように思いますが、自分を含め、周囲でそれが役に立ったという話を未だ耳にしません。

実際にセカンドオピニオンを希望する時と言うのは、主治医の説明だけでは納得がいかず、もっと色んな医師の話を聞きたい時だと思います。

ですが逆にそこまで納得がいかないのであれば、セカンドオピニオンではなく普通に他の病院を受診してしまうのが現状です。

実質その医師を信頼出来ていないからこそ納得もできないのですから、そこで他の医師から同意、又は別の意見を貰ったところで、また元の医師のところへ戻ります、というのはなかなか出来ることではありません。

ましてやセカンドオピニオンは自費診療。そうまでして…というのが本音です。

また、セカンドオピニオンを希望したいと申告した途端に医師の機嫌が悪くなるなんていうこともありますね。

前に何らかの記事でそういった患者側の意見というのを見かけましたが、それに対しての医療側の答えは「そういう医者はダメな医者なんです。」だったのをよく覚えています。

患者側にとってみればそこで完結されたら堪ったものじゃない、建前だけのセカンドオピニオンなんてやめてくれ、と思うのではないでしょうか。

幼少期より同年代に比べて圧倒的に病院にお世話になることが多かった自分の経験談ではありますが、自分にとって”良い病院”というものを見つけられるかどうかは本当に運でしかないように思います。

偶々担当になった医師が本当に親身に容態を聞いてくれる医師で安心…と思いきや専門医ではなかったり、すぐに異動になってしまったり。

はたまた遠出がきかず探すどころか近場の病院しか選べない、なんていうこともざらです。

そんな中でもしも自分に合った”良い病院”というものに出会えたとしたら、それは本当に奇跡だと思うのです。

患者にとっては病気を治したいのも勿論ですが、病気と付き合っていく為にも良い病院を見つけ出したいに決まっています。

だからこそ、病院を渡り歩くこと・他の医師の意見を求めること、は患者なりの病気に対する努力の証なのです。

それをまるで迷惑行為のように捉える医療側の感覚が、少しずつでも払拭されていけば…と願ってやみません。

 

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